「最初は本当に苦しかった」新卒の社会人が、3年でWebマーケティング会社のマネージャーになるまでの道のり
2020年8月にインターンシップを活用してロックスタにジョインしたケンさん。1年間のインターンシップを終えた後、そのまま正社員として入社しました。現在はマネージャーとして、事業部全体の売上や進捗の管理、ライティングや数値改善など幅広い業務を行っています。本インタビューではケンさんがロックスタを選んだ理由や、マネージャーになるまでの道のりについて聞きました。
ロックスタとの出会いとWebマーケティングへの興味
ーー ケンさんはインターンとしてロックスタにジョインする前に、他の企業も経験していたんですよね。インターン先を変えた理由は何だったのでしょうか?
ロックスタの前に一社だけ、別のベンチャー企業でインターンをしていました。そこはサブスクリプション型のサービスを提供する会社で、内定も出ていたんです。業務自体は面白かったものの、社員との距離が遠い感覚があり、内定を承諾するか辞退するか悩んでいました。就職先を決めるまでまだ時間もあったので、視野を広げるために、インターン制度を活用して別の企業でも働いてみようと考えました。
ーー 具体的にどういった軸でロックスタでのインターンを決めたのでしょうか?
転向先の軸として「新しい領域で、自分にとって新鮮な発見があるところ」「マーケティングができる企業」を探していました。当時の自分にとって「新しい領域」というのはWeb系だと考えたのと、戦略を考えることが好きなのでマーケティングをやりたいと思ったんです。そこに当てはまる会社が、ロックスタでした。
あと、僕は性格的に営業系は絶対に向いていないと思っていたので、消去法的にWebマーケティングを選んだところもあります。結構緊張するタイプなので…。
インターンから正社員へ、内定を辞退しロックスタを選んだ理由
ーー ロックスタでのインターン時、どんな業務をしていましたか?
SEOライティングです。週に決められた本数の新規記事を執筆することが中心でした。社員2名と僕、他インターン2名の計5名でチームになり、運営していたのはひとつのサイトだけでしたが、ひたすら記事を書いていました。インターンは全員でその3名でしたけど、みんな士気が高くて常に情報共有しながら業務を行っていました。インターンでしたけど、ロックスタの一員として働いた実感がありました。
ーー その後、内定が出ていた会社を断りロックスタに入社したと思いますが、決め手は何でしたか?
ロックスタの和気あいあいとした雰囲気や、メンバーの関係性が一番の決め手です。内定をもらっていた会社には社員との距離が遠いという違和感がありましたが、ロックスタにはその違和感が全くありませんでした。
ーー インターンを始めてすぐに、ロックスタへの転向を考えたのでしょうか?
いえ、だんだんと惹かれていった感じです。僕がインターンとしてジョインした頃は業務の体制も今ほど整ってなく、出勤したらすぐに作業という感じでした。ただその体制の中で、当時の上司がすごく細かくコミュニケーションを取ってくれたんです。1on1という制度を取り入れ始めた頃だったこともあり、その上司は課題や悩みなどを本当に細かく聞いてくれて、ヒントや気づきをもらいました。
また社長の人間味あふれる人柄も好きで、こういう人が率いる組織は楽しそうだなと思いました。その上司や社長、会社全体の雰囲気に惹かれてロックスタへの入社を決めました。
「役に立っているのか」未経験の不安感は努力とサポートで克服
ーー 正社員になってから4年ほど経過していますが、今思う会社の魅力は何ですか?
社長の人柄には変わらず惹かれていて、ついていきたいという気持ちは強いままです。また、自由な社風でありながら、仕事に対しては真剣な態度で取り組む。遊ぶときは遊び、仕事は仕事としてしっかりやるという、メリハリのある雰囲気が魅力だと感じています。
ーー 未経験で入社後、苦労したことはありますか?
最初の1〜2年は本当に苦しかったです。他の社員と比べて自分に劣等感を感じ「自分がいてもいいのかな」と悩みました。それを克服するために、徹底的にインプットに励みました。
SEOに関する何十ページもある英語の文献があるんですけど、それを何種類も読み込んで、積極的に情報をキャッチアップして共有したり、とにかく自分の存在意義を見出すために情報という武器を手に入れていった感じです。そしてそれを共有することで「役に立っているのかな」という不安感を克服していきました。とにかく積極的に、力になれることをしていきました。
ーー ケンさんは現在も、積極的に情報共有しているイメージがあります。
その頃からの癖がついているのかもしれません。入社して4年が経ちますがやっぱりロックスタが好きなので、どうにか自分の力で、間接的にでもいいから周りのみんなとも一緒に高いところに行きたいです。個人的に直接誰かに働きかけることももちろん良いですが、情報共有という形式で、社内全体に役立つことを共有するのはそのときからの癖かもしれませんね。
ーー 役に立っているのかという不安感は、いつ頃克服できましたか?
2年目のときに売上の高いサイトを任せてもらったのですが、それまでは不安感がずっとありました。正直、今も時々ありますが。サイトを任せてもらう前までは、直接売上に貢献できない業務が多かったので「せっかく入社させてもらえたのに」という焦りがありました。今振り返ると、最初だから当たり前ですよね。でもサイトを任せてもらってからは、それ自体が自信にもつながりました。
最初は苦しかったですが、正社員になってからも上司が引き続きフォローしてくれたので乗り越えられたところも大きいと思います。
自分がマネージャーになるからには、もっと数字を伸ばしたい
ーー 現在はマネージャーとして、どのような業務を行っていますか?
現在は事業部全体の売上や進捗を管理しています。毎朝のミーティングで各サイトの状況をチェックし、問題があれば個別に分析します。また、数値改善が得意分野なので、さまざまなサイトの数値改善やサポート的な役割も担当しています。今は新規サイトの立ち上げやAIライティングなど、幅広い業務に携わっています。
ーー マネージャーに抜擢されたときの心境を教えてください。
僕は入社2年目の後半でマネージャーに昇格したのですが、率直に言うと最初はやっぱり「自分でいいのかな」という不安がありました。それまで担当していたサイトも、Googleのアップデートの影響で苦戦していた時期だったので、あまり貢献できている自信がなかったんです。
ただその頃、自分がSEOについて語れる瞬間が増えてきたタイミングでもありました。そしてマネージャーという立場なら、今までインプットしてきたことをみんなに還元できると嬉しい気持ちもありました。それによってロックスタをもっと大きくできると考えましたね。
ーー 責任が増えたプレッシャーはありましたか?
確かに責任は増えましたが、それを苦しいとは感じませんでした。元々ロックスタが好きで入社したので、会社に貢献したいという気持ちが強かったんです。責任を感じることで、むしろモチベーションが上がりました。「自分がマネージャーになるからには、もっと数字を伸ばしたい」と思うようになりました。
ーー マネージャーとしての今後の目標を教えてください。
具体的な数字は言えませんが、売上を現在の約2倍に伸ばすことが目標です。そのために、各メンバーのSEOスキルを伸ばしていきたいですね。新しく入ってきた人たちにも早くリーダーシップを発揮できるような力をつけてもらいたいと考えています。
未経験者へのアドバイスとWebマーケティングの魅力
ーー 未経験で入社を考える上で、覚悟しておくべきことはありますか?
まず、インプット量が半端なく多いことを覚悟しておくべきです。特にロックスタのような、SEOやWebマーケティングの経験者が多い環境では、追いつくためのインプット期間が必要不可欠です。結果が出ない修行期間は絶対にあって、それに耐える覚悟も必要です。ただそこさえクリアできれば、未経験でも活躍できる可能性があります。それに今のロックスタは教育体制が整ってきているので、努力次第では誰でも活躍できるはずです。
ーー 教育体制について詳しく教えてください。
例えば定期的な1on1を設けています。また、最近はオンボーディングプログラムも始まりました。これは未経験者でも業務や商材を効率的に理解できるようにした教育制度で、課題記事を執筆して細かくフィードバックをもらえる期間があります。そこでしっかりとSEOライティングや商材について理解して、実務に入っていくという感じです。オンボーディングプログラムがあることで、未経験でも基礎部分はしっかり作り上げる事ができます。僕自身もこういったサポートがあったから、1年目2年目を乗り越える事ができました。
ーー 最後に、ケンさんにとってWebマーケティングの仕事の魅力とは何でしょうか?
Webマーケティングの魅力は、結果が数字として明確に見える点だと思います。施策を実行して、それがどう成果につながったのかが可視化されるので、自分の成長や貢献を実感しやすいです。また、常に新しい技術や手法が登場する業界なので、学び続ける必要があり、それが個人の成長につながります。毎日新しい発見があって、飽きることがありません。
最後に、チームで協力して大きな目標を達成していく過程も魅力の一つです。個人の力だけでなく、チーム全体でスキルアップしながら成果を出していく。このような魅力があるからこそ、日々やりがいを感じながら仕事ができていると思います。
インターンからスタートし、圧倒的な努力により3年でマネージャーまで昇格したケンさん。普段は穏やかなイメージですが、今回のインタビューで内に秘めた熱い想いを聞く事ができました。今後のケンさんの活躍がますます楽しみです。(広報担当記)