子育て・教育方針
中学受験を巡って夫婦関係が悪化。親族まで巻き込む事態に…
背景・状況
子どもの中学受験を巡って夫婦間に問題が発生しました。まず受験させるかどうかという根本的な部分から意見が分かれ、受験することを決めた後も、どのレベルの学校を目指すかで対立が続きました。小学生の子どもにとって受験の意味を完全に理解することは難しく、結局は親が様々な決断を下さなければならない状況でした。
目指す目標によって塾の費用など必要な金額が大きく変わってくることもあり、金銭面でも意見が衝突しました。周囲の受験熱が過熱するにつれて夫婦関係はさらにぎくしゃくし、最終的には双方の親兄弟まで巻き込む形になってしまいました。
問題の種類
主な相談先・支援策
家族・友人、ネット情報
自力解決で工夫した点
お互いに喧嘩をしたいわけではなく、子どもの将来や現在の気持ちを尊重したいという共通の思いがあることを再確認しました。親兄弟を巻き込んでしまったことで、かえって本来の目的から逸れていることに気づき、夫婦二人で解決すべき問題だと認識を改めました。
本来の目的とは別のところで関係性がぎくしゃくすることは子どもにとってマイナスになると考え、お互いの意見を冷静に聞くように心がけました。「子どもにとって何が良いか」という視点を常に頭に置いて話し合いを重ね、納得できる結論を導き出すことを目指しました。
解決方法のメリット
相手を思いやる気持ちを持つことの重要性を再認識しました。自分の方が知識があると思い込んで一方的に意見を押し付けようとしていたことを反省し、相手にも考えや思いがあることを理解しました。きちんと話し合わずに自分の主張だけをすることの問題点に気づけたことは大きな収穫でした。
「子どもにとって何が良いか」という共通の目標を常に意識することで、感情的な対立を避け、建設的な話し合いができるようになりました。
解決方法のデメリット・課題
当初から方向性が異なっていたため、相手の意見をすぐに受け入れることは困難でした。納得できない点も多々あったことは事実です。最終的には双方が完全に納得した状態というよりは、譲れるところは譲り、譲れないところは主張するという形で妥協点を見つけることになりました。完全な合意には至らなかったものの、お互いが歩み寄ることで前に進むことができたと考えています。
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