夫のうつ病によるモラハラ行為。暴言、物に当たるなど…
背景・状況
夫は普段は優しく穏やかな性格で、我慢強いため滅多なことでは怒らない人でした。数年前に職場で人間関係のトラブルが発生し、夫に強いストレスがかかったことでうつ病を発症してしまいました。
うつ病を発症した直後は、些細なことでイライラし、暴言を吐かれたり物に当たるなどのモラハラ行為をされることがありました。病気のせいだと思い我慢していましたが、看病をしている間は本当に辛く、病気でこんなに性格が変わってしまうのかとショックを受けました。
問題の種類
主な相談先・支援策
家族・友人、心療内科を受診して治療を開始
自力解決で工夫した点
夫は職場のストレスで愚痴っぽくなり、家でも笑うことが少なくなったため非常に心配していました。近くの心療内科を受診し、診察や問診を受けるとうつ病を発症していると診断されました。医師から休職して養生が必要と診断され、職場に連絡して傷病手当を受給し休職することになりました。
夫は休職したことで気持ちが楽になったのか、治療を続けていると少しずつ症状が良くなってきました。些細なことでイライラしたり気分が落ち込むこともありましたが、信頼できる医師の治療を受けることができ、現在は退職して他の職場に就職し仕事復帰しています。
解決方法のメリット
うつ病はすぐに治る病気ではありませんが、早い段階で心療内科を受診したことで休職することができ、夫は精神的にとても楽になったようです。抗うつ薬が効いてくると、不眠やイライラ、不安感などの症状は少しずつ改善してきました。少しずつ暴言や物に当たるなどのモラハラ行為が減ってきたのも大きな変化でした。
解決方法のデメリット・課題
うつ病はすぐに治る病気ではなく、再発を防ぐために治療を継続しなければなりません。通院しながら働くことができるようになりましたが、以前のような明るさは失われたように感じています。モラハラ行為などは減ってきたので私のストレスも少なくなりました。離婚はせず、もう少し夫をサポートしていきたいと考えており、薬やカウンセリングの治療は中断しないよう伝え続けています。
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